その地蔵は、日光宇都宮道路、今市ICで下り、旧街道に入り、日光駅を右手に見て、土産屋が並ぶ道を進むと、神橋(しんきょう)に出る。左折し、最初の道を斜めに左折して行くと、駐車場がある。そこから大谷川(だいやがわ)沿いを歩き、憾満ケ淵(かんまんがふち)を過ぎ、歩くこと約300m、赤い帽子をかぶった化け地蔵が出現する。この地蔵は慈眼大師の弟子100名程が造り、寄進したようだ。以前は100体ほどあったが、明治35年の洪水で、流され約70体ほどが残っている。正式には並び地蔵と言うが、なぜ化け地蔵と呼ばれるようになったか。一説によると、数えるたびに数が違うことから、そう呼ばれたようだ。ちなみに私が数えた時は、77体だった。貴方も挑戦してみては。