昨年は酸ヶ湯キャンプ場が気に入り3日間宿泊した。何が楽しいかといったら、他人のキャンプ生活を見ているのが一番。
今年の第一位は、私たちの隣にテントを張った、おじさん達4人組。到着するなり4人でテントの張り方で喧々諤々、どうも皆テントを張るのが始めてらしく、それぞれが勝手な事を言いながらも、一時間余りかけ、ようやく設営できた。するといきなり酒を飲み始め、また喧々諤々と議論が始まる。聞いているとどうも学者の仲間らしく「マヨネーズに含まれる女性を綺麗にする成分」との話で盛り上がっていた。まあ単なる議論好きか。
第二位は「孤高のライダー」一日中テントの横で座り込み、周囲を威圧している。ライダー仲間では少しは名が通っているらしく、たまに若者のライダーが挨拶にくる。その時は喜々としているが、去っていくと又、無表情で辺りを見渡している。
第三位は、私の仲間が笹船に虫を乗せた飾り(勿論すべて笹で作る)を作るが、それをある女性が聞きつけ、明日の昼に来ますから教えてくださいと頼みに来た。翌日いつ来るかと思ったら、薄暗くなってきた6時過ぎ。身勝手な女性は罪悪感のかけらもない。それに付き合うわが女性たちも、なかなかしたたかなものだ。