年末も押し詰まった12月24・25日男二人の旅が始まった。朝7時私の家までM氏が愛車で迎えに来る。順調に調布ICより中央高速へと入る。しばらく走ると「あ、登山靴を忘れた」と私。時すでに遅く引き返す訳にもいかず、目的の瑞牆山はあきらめ、スニーカーでも登れる三ツ峠へと変更。これがハプニングの始まりだった。三ツ峠は快晴、雪を冠ぶった富士山が歓迎の挨拶。下山は勝沼のぶどう園の若い娘さんと、山やキャンプの話しで盛り上がり、あっという間に到着。
—若き娘と話しも尽きず息白しー
次のハプニングは、予定していたキャンプ場が5年前に閉鎖。ネットで探したところに無事到着。さて次は温泉そして食事だがこれも予定した店が満杯。ネットで検索、第三セクターの風呂付イタリアン5000円を予約。
—イブの夜男二人のディナーかなー
朝目覚め、まずはコーヒーとまたもや検索。韮崎の141沿いの脱サラのコーヒー屋さんへ。コーヒーの香りと共にパンの香りも。近くのパン職人の娘さんが出店。パンも買い孫の土産にサンタのパンも買う。
−サンタ絵のパン買ひており田舎道—
昼は近くの古民家の蕎麦屋へ。ここはお勧めの味処だ。
−喉ごしの音控へおり冬座敷—
さらに瑞牆山を眺めながら、廃校の喫茶店で一杯。帰り道の東山梨駅前の肉屋でさくら肉を買い一路東京へ。
−さくら肉買いし日暮れの年の瀬やー