京王線の高幡不動尊までは、昨年の9月ころ京王線の聖蹟桜ヶ丘周辺を散策し、その足で
歩いたことがある。不動尊で手を合わせ、立派な五重塔などを見てまわったが、その時には札所めぐりをする体力も残っていなかった。そんな事もあり、目的は八十八ヶ所めぐりと初詣と出かけた。駅を降りると、なんと駅前から長蛇の列、急いで最後尾に並び、参拝に404分。甘酒を飲み、めざすは弘法大師像が各所に置かれている八十八ヶ所めぐり。四国は約2ケ月かけて1200km踏破するが、ここは1時間30分で、四国と同じご利益があると言う。1月ということで花は咲いてないが、季節になれば様々な紫陽花を見ながらの巡礼も出来る。1箇所ずつ手を合わせていたら、写真を撮ることも忘れてしまったので、ごめんなさい。途中の見晴台で、富士山や奥多摩の山々を眺めていると、私たちと同年代の女性が、弘法大師像に赤い帽子をかぶせている。聞くと、毎週一度は八十八ヶ所を回り、帽子が無くなっている像に毛糸で編んだ帽子をかぶせているようだ。ご苦労さま。ひとつ困ったことは、最後までトイレが1箇所もなかったことだ。私より高齢の方なら2時間はかかるので、途中に必要かと。徳島・高知・愛媛・香川の地名が書かれた八十七箇所を参拝し、さて最後と気合を入れるが、最後の八十八箇所目がとうとう見つからなかった。再度挑戦しなければご利益もない。
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