7月13日の夜中11時に集合。関越道を一路新潟県村上市へとひた走る。同乗するのは釣り仲間3名。村上市の手前で、南陽市へと向かう13号線へと分かれ、夜明けの朝もやのなかを目指すは、飯豊山へと突き上げる名渓玉川。私はテンカラと言って、ドライの毛鉤釣りで、いつもは11時ころからの真昼間の釣りと決めている。ところが他の二人が餌釣りとあって、どうもタイミングがあわない。それでも仕方なくいつも付き合う。玉川でまあまあの釣りをし、次の場所金目川を目指す、すると金目そばとの看板が。立ち寄るとすべて座敷で、釣りの服装のままでは面倒と、外にあった古びたテーブルを見つけそこで食べる。店主は恐縮して果物をサービスしてくれる。その気持が蕎麦を旨くした。久し振りに一日中動き回り、その日は小国町の民宿のような松風館に宿泊。今日は早めに切り上げ、米沢牛を食べようと決めいざ川へ。ほど良い釣果に気を良くし、山道を駆けるように米沢へ。すると一人が料亭で食べようなどとのたまう。それはたいそうな門構えで、メニューには6000円の数字。即刻ネットで米沢牛食べ尽し2800円の店に、とろけるような米沢牛を堪能した。なんとも贅沢な釣り旅行だった。