沖縄の県民投票は投票者の70%を超える圧倒的多数で「基地を作ることはまかりならん」との結果がでた。一方投票日にも関わらず、辺野古の海に土砂を投入していた。そればかりか「日本の政府」は、投票前から反対が多数でも「工事は続行する」と、県民の気持ちを逆なでする態度を取り続けた。もしこれが沖縄でなく、東京都や大阪府だったらどんな態度をとるのか知りたい。果たして「安倍ちゃん」は、日本国である沖縄の歴史を踏まえて言葉を発しているのか。太平洋戦争では日本本土の盾となり、14歳の少年を鉄血勤皇隊として戦争に駆り立て、約19万人(県民は約12万人)が命を落としている。その後は米国の占領の元、米軍基地が70%を占めるなど、本土とは比べものにならない苦難の連続だ。安倍ちゃんの話では、普天間の基地を返還させる代わりに、辺野古に基地を作ると言う。安倍ちゃんは本当に日本の首相なのか疑わしい。まるで米国の下僕のようで、情けない。米国に頭を下げるより、もっと沖縄県民の声を聞きなさい。